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うるう保育園 理事長 波多江 静香 |
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戦時中の銃後の守りは残された老人と子育て中の母親が頑張りました。慈善事業の一環として幼小児を育てる事のお手伝いは寺院としての役目だと思った、当時の御住職は寺院の本堂と貸家を園舎に保育の道を開かれました。 |
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玩具など無い時代には木切れも立派な玩具、ままごとには家庭用品や貝殻を使い、娘の人形も大切な役目を果たしました。手作り紙芝居、オルガン、木琴、蓄音機がなつかしく浮かんできます。今では「汝今諦聴」経典の訓えを胸に園児と共に生きております。 |
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手のひらに一つの椿のせて来し園児は玉の笑顔を見する |
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